早速ですが本日のテーマはこちら!
「水道屋さんとはなんぞや?」
というテーマでね、お送りしていこうと思っています。
水道屋さん………うーん、はいはい、あれですよね?分かりますよ。
皆さんが頭に思い描いてるのって、冷蔵庫にマグネットで貼ってる「クラ〇アン」的な、
トイレが詰まったり蛇口から水漏れした時に電話をする、
いわゆる「修理業者」のイメージですよね?
そうなんですよ。別に間違ってはいないですし、もちろんそれも大事なお仕事なんですが、
果たして本当にそれだけなんでしょうかね?
…否っ!
実は水道屋と一口に言いましても、働き方には色々な職種があるんですよね。
水道屋さんの職種
例えば代表的な5つくらいに分類して簡単にご説明をいたしますと、
「水道工事」…いわゆるイメージ通りの、修理や道路工事をする職人。
「申請業務」…上下水道局や各庁、他企業に出入りして、然るべき届け出をする人。
「設計業務」…様々な用途の建物、敷地計画に合わせて、最も最適な工法、配管経路などを
選定し、お客様に提案をする人。また、それをCADと呼ばれる専用ソフトで図面化します。
役所に届け出る書類も、今はCADで作成することがほとんどです。
「施工管理」…1日で完了する修理工事ではなく、建物の新築工事やリフォーム工事では、
工期が数ヶ月に渡って続くことがよくあります。そんな時に、現場で施工が滞りなく
進んでいるか?現場で何か問題は起きていないか?などを管理する人が必要になります。
「営業」…取引先との定例会議に出席したり、新規案件の獲得のため、見積もりや積算を
する人。今は接待などもなく、お酒やゴルフのお付き合いはほとんどなくなりました。
ざっくり上記の5つに分けてみましたが、本当はもっと細かく分かれています。
で、それら全ての部署が集まって、水道屋という一つの組織が成り立っているのです。
小さな町屋の水道屋さんでは、上記の仕事を全て一人で兼任している場合もありますが、
弊社の場合は社員の負担が軽減出来るように、きちんと部署ごとに分かれています。
現場で体を動かして作業をするのが好きな人は職人をしていただき、パソコンに向かって
仕事をするのが好きな人は、主に申請や設計業務をしていただいてます。
私は人と接するのが好きなので、どちらかといえば施工管理や営業がメインで仕事を
していますが、たまに現場で作業をすることもあり、毎日がとても新鮮です。
…どうでしょうか?少しは興味が沸いてきませんでしょうか?
技術総合職、職人、申請業務での一日の仕事の流れを紹介しております。
ぜひ、ご覧ください。
●社員インタビュー【職人編】
●社員インタビュー【技術総合職】
●社員インタビュー【申請業務編】
専門職だから無くならない仕事
また、職人の仕事というのはいわゆる専門職にカテゴライズされますので、なかなか
AIやロボットに取って代わることの出来ない分野になります。
ライフラインのお仕事ですので、今後も決してなくなることはありません。
少子高齢化を迎える中、職種的にも決して人気のある仕事ではありませんので、働き手が減りつつあり、これからは益々需要が高まってくることが予想される、超見通しの良い分野になるのです!
気になるお給料は?
そして、やる気のある人にとっては朗報なのですが、手に職を付ければ未来は明るいです。
この業界、手の良い職人さんのお給料は凄く高いです!
もちろんそれ相当の覚悟や努力は必要ですが、独立すれば月給50万円以上は稼げます。
20代前半でも、大卒のエリートサラリーマン以上にお金を稼いでいる職人さんが、ゴロゴロいます。
そして、職人には向いていなかったとしても、例えば在職中に人脈を広げて、大手企業からヘッドハンティングをされたり、建築に関する資格を取り、大手企業へ転職することや、自分で独立開業をすることも十分可能な世界です。
もちろん会社としてはそんなことをされては困るので、それに見合った待遇をご用意して、全力で引き止めにかかるわけですが、それってとても素敵な関係性だとは思いませんか?
上西工業所は、建築業界に属する中堅の設備業者にしては、珍しいくらい柔軟な発想を持った会社だと思いますが、是非とも、上西工業所で水道屋として働くという選択肢を、このブログをたまたま読んでくださったあなたにお伝えしたいです。
どうせ働くなら、やる気一つでのし上がれる分野で働きたい。そうだ、建築業界にしよう!」と心に決め、一念発起してこの会社に入り、
右も左も分からない中でがむしゃらに走り続けてきました。
「水道屋さん」という響きで嫌うことなくこの世界に飛び込んできて良かったな、
と今では思っています。
関連記事:私の仕事の考え方も書いてます。
■上西工業所-会社の生い立ちから現在に至る まで